こちらは、弊社が開発した「顔認証および肌診断システム」についての事例です。このプロジェクトでは、某大手企業の肌診断にも採用されている技術を用いて、顔の画像から目や口の位置情報を正確に取得し、個人識別を可能にするアルゴリズムを開発しました。これにより、顔画像をもとに高精度で本人を特定することができます。

マルチデバイス対応の顔認証技術

本プロジェクトの中心となったのは、iPhoneなどで実現されている「顔認証技術」をPCやAndroidタブレットにも応用することです。モバイル端末に限定せず、さまざまなデバイスで顔認証を可能にすることで、広い範囲での活用を実現しました。認証精度の向上のために、目や口の微細な位置情報をベースとしたアルゴリズムを細かく設計し、どのデバイスでも安定した認証精度が保てるように工夫を重ねました。

肌診断AIでニキビやシミの検出もサポート

加えて、顔認証だけでなく、美容分野での活用を見据えた肌診断AIの開発にも取り組みました。AIは、顔の画像を解析してニキビやシミを検出し、肌の状態を的確に把握します。これにより、ユーザーは自身の肌状態を視覚的に確認でき、美容の向上に役立てることが可能です。顔認証と肌診断を統合することで、美容業界やパーソナルケア業界に大きな価値を提供するシステムが完成しました。

Unityで構築したユーザーに優しいUIとPythonによるAI学習

UIはUnityで開発し、見やすく操作しやすいデザインを心掛けました。また、AIの学習とモデル構築にはPythonを使用して、顔認証と肌診断に必要な大量のデータ処理を効率よく実行しています。このプロジェクトは弊社にとっても初めてのUnity案件となり、開発チーム全体にとって新たな技術に挑戦する機会となりました。

技術研究と特許取得に向けた取り組み

本プロジェクトには約6ヶ月の工数をかけ、技術研究と特許取得に向けた調査も実施しました。認証精度やデータの安全性を重視し、進化し続ける技術に柔軟に対応するため、多くの試行錯誤を重ねました。また、ユーザーの負担を減らすため、UIデザインやデータ処理速度の向上にも注力し、スムーズでストレスのないシステムを提供しています。

顔認証や肌診断の分野で、精度や使い勝手にこだわったシステムをお探しの方は、ぜひ弊社の技術についてご相談ください。